Web広告はいくらから?中小企業のための正しい予算の決め方
はじめに
- この記事の要点:Web広告の予算は、余った予算から少額で始めるのではなく、自社の目標から逆算して決める
- このような方におすすめ:Web広告の予算が分からない方や、高額な費用がかかりそうで踏み出せない方
Web広告は実施決定!でも予算は?
Web広告が良い集客手法になりそう!でも代理店に聞いてみると「ご予算次第です」と言われて困ってしまった…!結局、Web広告はいくら使えばいいのでしょうか。
実際のところ、Web広告には決まった予算というものはありません。しかし、「とりあえず」で余った予算から少額で始めてみるのはおすすめしません。予算は、自社の目標から逆算して決めることを強くおすすめします。
多くの企業が失敗する「とりあえず数万円」の罠
なぜ少額すぎるお試し運用が失敗に終わるのでしょうか。それには機械学習という、Web広告ならではのメカニズムが関係しています。
GoogleやMetaといった大手Web広告媒体は、AIが最適な配信先を自動で探します。担当者が最初のセットアップでテキストや画像を設定すると、それを様々な条件で出し分けてユーザーに注目されているのかを分析して、最適化します。
しかし予算が少なすぎるとクリック数が集まらず、AIが「誰に広告を出せばいいか」を学習する前に予算が尽きてしまいます。せっかくチラシをかっこよく作ってもらっても、10枚しか刷っていないのであれば、誰がどんな反応を示したかは判断しづらいですよね。
予算決定の3ステップ
Web広告ではCPA(顧客獲得単価)やCTR(クリック率)といったアルファベットの略語が多数飛び交いますが、それは横においていただいて大丈夫です。3つのステップにある確認事項に沿って、テスト予算を決めましょう。
- ステップ①:目標件数を決める
今月、Webから新規の問い合わせが何件欲しいでしょうか?(例:10件) - ステップ②:1件あたりの許容コストを決める
1件の問い合わせを獲得するために、いくらまでなら宣伝費を出せるでしょうか。粗利から逆算して決めましょう。(例:1万円) - ステップ③:掛け算する
目標10件 × 許容コスト1万円 = 10万円。これが、貴社が最初に用意すべき適正なテスト予算となります。
予算を無駄にしないために
予算分を投じたとして、これを無駄にしないためにできることはまだあります。
まず、どれくらいの問い合わせが来たのかを確認しましょう。当初の試算であった件数(上記例では10件)が来ていなかったとしたら、広告の文章が適切でなかったのか、広告がクリックされた後のWebサイトのほうに課題があったのかなど、原因を見極めます。
ここで強調しておきたいのは、試算した件数に届かなかったとしても、そのデータ自体が試算になるということです。次の広告運用のために実データが蓄積されて、より良い状態への土台ができたと言えます!
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